2024年10月11日 漁業の資源復元の実証事業を視察しました
福岡市内で漁業の資源回復や藻場再生などに取組む事業者を視察しました。
福岡県や福岡市、地元漁協などと協力して、博多湾アサリ再生事業が実施されています。栄養成分が散布された藻礁などを設置した海域では昨年度との比較で出荷量が増えたことが判明。現在も経過観察が行われています。
唐津市沖の洋上風力発電の候補海域でも藻場の減少が進んでおり、漁獲量にも影響を及ぼしています。洋上風力発電事業を検討する事業者は、漁業協調などの地域振興策を検討しており、地域のための提案として参考になると感じました。今回の視察で学んだことを今後のMATSRAの活動に活かしたいと思います。