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特定非営利活動法人MATSRA(まつら)

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Month: 12月 2019

2019年12月31日 今年一年大変お世話になりました

【2019年の振り返り】

今年も早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。2019年は、元号が平成から令和に変わり、日本における海洋再生可能エネルギーの大きな転換の年となりました。4月に日本の海域での長期占用が可能となる「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」が施行され、閣議決定により、基本方針も策定されました。7月には、促進区域の指定に向けた有望な区域等が11区域整理され、うち4地域については有望な区域として協議会の準備の開始が発表され、現在、促進区域の指定に向けた協議会において協議が行なわれている状況です。今後益々、海洋再生可能エネルギーの本格的な普及が見込まれます。佐賀県では、産学官が連携して研究開発や市場開拓を進める新組織「CIREn(セイレン)」が発足し、関連産業への創出に期待が高まっています。MATSRAにも全国から多くの事業者の訪問があり、漁業協調の立場から、計画段階で意見を付しているところです。事業者は、佐賀県の現状が分からないことから、私たちがしっかり実情を伝えていくことが重要と思って頑張っています。市民団体として私たちの活動が今後、どこまで貢献できるか分かりませんが、引き続き全力で自然エネルギーの普及に取り組んでいきたいと思います。

 

本年も多くの皆様に支えられ心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

理事長 川嵜 和正

2019年12月27日 国の促進区域の指定が発表されました。

長崎県五島市沖が、再エネ海域利用法に基づく国の促進区域の第一号に指定されました。経済産業省、国土交通省が発表したものです。自然条件をクリアしていることや海域を利用する漁業者等の了解が得られたことなどが指定の理由で、今後は国が発電事業を希望している事業者を公募し、公募で選ばれた事業者は最大で30年間海域の利用が可能となります。

すでに五島市沖は、浮体式の洋上風力発電機が設置されており、洋上風力発電の先進地として認知されている地域です。全国に先駆けて指定された五島市沖の今後の動向が注目されます。

2019年12月25日 また、洋上風力発電の記事が新聞に掲載されました

新聞情報では、唐津市馬渡島周辺に大規模な洋上風力発電計画があるとのことです。

事業者は、東京都の再生可能エネルギー発電事業会社「INFLUX(インフラックス)」で場所は、唐津市馬渡島と長崎県平戸市の的山大島周辺海域に最大65基の風力発電機を設置する計画とのこと。水深50m以内は海底に固定させる着床式、水深50m以上は海底に固定しない浮体式を採用する予定で、環境アセスを経て2025年着工、2028年の運転開始を目指す予定。

馬渡島周辺海域は、先日、佐賀県が国の「促進区域」の候補海域として公表し、住民説明会をはじめたばかり、説明会では、漁業への影響や棚田からの景観を懸念する声が出ています。今回の計画は、地元の戸惑いを増長することが予測されます。

出典:佐賀新聞

2019年12月18日 洋上風力発電計画に対する環境アセスの知事意見が出されました。

唐津市神集島近海で洋上風力発電計画をしている再エネ主力発電化推進機構洋上唐津発電合同会社の取組に対して、佐賀県から環境配慮書に対する意見書が出されました。

当初予定海域から北側に約2千平方メートル広げる方針も盛り込まれていて、意見では国の特別天然記念物カンムリウミスズメの生息環境に影響を及ぼさないようにするよう場所の検討を求めていることや海域を航行する定期船に考慮することなどが挙げられています。記事は、以下のとおりです。

出典:佐賀新聞

2019年12月13日 洋上風力発電に関する記事が新聞に掲載されました

唐津の観光プロモーションのため、呼子大橋や杉の原牧場、虹の松原など多くの観光地を取材しました。その一部をご紹介します。ふるさと納税のかべしま“島スイーツ”を製造する「甘夏かあちゃん」です。

最初、甘夏ゼリーの原料となる、みかん畑に行き、甘夏とうちゃんから、土や肥料にこだわった安心・安全な生産方法やお店で甘夏みかんを選ぶ時のポイントを教えてもらいました。その後、ゼリーの製造過程では、甘夏みかんの皮から果肉をくり抜く作業を見せてもらいました。熟練の職人さんだと、多いときで一日1000個程、くり抜くそうです。その後、冷やしてゼリー完成となります。

手作りの甘夏ゼリー、さわやかな味を是非多くの方に味わっていただきたいです。

今日撮影した写真は、後日ホームページに掲載します。お楽しみに。

2019年12月05日 事業者調整

玄海漁協鎮西支所へ出張し、事業者との協議に立ち会いました。

漁協からは、地球温暖化の影響で以前と比べ、魚種が変わってきている、漁獲量が減少傾向、唐津は長崎県との県境で、多様な漁が混在している海域である、洋上風力を行う場合、調整を慎重に行う必要があるなどの意見が出ました。今日は、唐津の海域の漁業の現状を知るという目的での協議でしたので、双方 有意義に終えました。

2019年12月02日 洋上風力発電住民説明会の様子が新聞に掲載されました

日 時:令和元年12月2日(月)

昨日の洋上風力発電住民説明会の様子が「県が候補海域公表」というコピーで地元新聞に掲載されました。記事では、佐賀県が国の再エネ海域利用法に基づく促進区域の有望海域を馬渡島周辺海域と玄海町と唐津市の北西海域の2海域に絞ったこと、住民から漁業への影響や棚田からの景観を懸念する質問が出たこと、玄海町長のコメントなどが掲載されています。詳しくは、以下をご覧ください。

出典:佐賀新聞

2019年12月01日 洋上風力発電住民説明会

日 時:令和元年12月1日(金)13時から15時

会 場:玄海町民会館2階イベントホール

出席者:40名程度

 

佐賀県が主催の洋上風力発電住民説明会に木下副理事長と松尾マネージャーが参加しました。昨日、唐津市馬渡島で説明会が行われ、本日は玄海町です。

雨が降る悪天候の中、会場には、住民40名程度のほか玄海町長や議員さんも参加されており、洋上風力発電に関する関心の高さを痛感しました。

説明会は、新エネルギー産業課長の開会あいさつのもと、佐賀県から再エネ海域利用法に基づく国の「促進区域」を目指したこれまでの取組経過の説明がありました。

その後、風力発電、漁業、地域活性化の各分野の専門家から、海外や国内の事例を基に

説明がありました。

 

質疑・意見交換では、町長含め9名の方々から

・地元協議の経過について

・協議会の構成について

・浜野浦の棚田への景観への影響について

・漁業への影響について

・地元同意について

など、数多くの意見や要望があり、佐賀県や各分野の専門家が答えていました。

次回は、今回の意見・要望を踏まえ、2月に開催される予定とのことです。

議事は、以下のとおりでした。

 

議 事

1 開会

2 説明

 (1)テーマ:佐賀県の取組について

 (2)テーマ:洋上風力発電の概要

 (3)テーマ:地域や漁業が栄える洋上風力づくり~長崎県五島市での経験~

 (4)テーマ:洋上風力発電が観光に与える影響に関する報告

3 質疑応答・意見交換

4 閉会・アンケート