2024年12月31日 今年一年大変お世話になりました
【2024年の振り返り】
今年も早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。2024年は、円安などの影響で観光業が盛り上がる一方、食料やエネルギーといった商品市況の高騰などが生活に大きな影響を与えました。漁業においては燃料の高騰は操業に影響がでました。そのような中、国の次期エネルギー計画案では、再生可能エネルギーの比率を4~5割程度に上げるとの案が示され、再生可能エネルギーの重要性が一段と求められる年となりました。2019年に海域利用のルールが出来た洋上風力発電は、佐賀県が誘致を目指す「佐賀県唐津市沖」を“有望区域”となるよう今年7月、国に法定協議会の設置を要請しましたが、指定は見送られています。県は、脱炭素の取組みを進める唐津市と共に、引き続き“有望区域”の指定を目指しており、洋上風力発電への理解を深める取組みとして、住民向けの説明会や漁業調査の報告会などが行われているところです。MATSRAでも、唐津市沖で洋上風力発電を実施したいという事業者からの相談を受ける中、地域と共生した取組みを提案しながらアドバイスなどを行っています。
次世代の子供たちのためにも自給自足のエネルギーの普及に繋がるよう、引き続きサポートしていきます。
本年も多くの皆様に支えられ心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 川嵜 和正