漁業協調
私たちMATSRAは、漁業協調のカタチとして、理事長が佐賀玄海漁業協同組合代表理事組合長であり、理事に運営委員長２名が参画。事務所も同漁協内に構え、事業者のワンストップサポートセンターとして、海からエネルギーを作るための活動を支援している。
漁業協調型の海洋エネルギー実証実験などに取組んでいます。
唐津沖の海域では藻場の減少が進んでいて、漁獲量にも影響を及ぼしています。藻場再生は喫緊の課題で、事業者、佐賀玄海漁協、MATSRA間で過去に藻場復元の実証実験を行うなど、再生可能エネルギーの普及と併せ、地元の課題解決を目指しています。
藻場復元実証実験の様子 写真提供：㈱朝日テック
実証フィールドガイドラインで禁止事項、遵守事項
漁業協調を図るため、実証フィールドガイドラインで禁止事項、遵守事項を記載しています。
- ア 禁止事項
- 作業船、交通船、警戒船、海上タクシー等の独自傭船。
- 漁業操業の迷惑となる行為の禁止。
- イ 遵守事項
- 実証フィールドでの漁船航行や漁業活動
- 漁業協調を図るため、発電装置周辺等における海上航行や漁業活動（主に釣り漁）は、「特別な注意を要する海域」として注意を促すものの、原則として認められます。但し、発電装置の実証にあたり、佐賀県一般海域土砂採取等徴収条例に基づき占有許可された海域は、一定の活動が禁止されます。以下のような事例です。
図：実証フィールドにおける漁船航行及び漁業活動の考え方