2019年12月31日 今年一年大変お世話になりました
【2019年の振り返り】
今年も早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。2019年は、元号が平成から令和に変わり、日本における海洋再生可能エネルギーの大きな転換の年となりました。4月に日本の海域での長期占用が可能となる「海洋再生可能エネルギー発電設備の整備に係る海域の利用の促進に関する法律(再エネ海域利用法)」が施行され、閣議決定により、基本方針も策定されました。7月には、促進区域の指定に向けた有望な区域等が11区域整理され、うち4地域については有望な区域として協議会の準備の開始が発表され、現在、促進区域の指定に向けた協議会において協議が行なわれている状況です。今後益々、海洋再生可能エネルギーの本格的な普及が見込まれます。佐賀県では、産学官が連携して研究開発や市場開拓を進める新組織「CIREn(セイレン)」が発足し、関連産業への創出に期待が高まっています。MATSRAにも全国から多くの事業者の訪問があり、漁業協調の立場から、計画段階で意見を付しているところです。事業者は、佐賀県の現状が分からないことから、私たちがしっかり実情を伝えていくことが重要と思って頑張っています。市民団体として私たちの活動が今後、どこまで貢献できるか分かりませんが、引き続き全力で自然エネルギーの普及に取り組んでいきたいと思います。
本年も多くの皆様に支えられ心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 川嵜 和正