2020年12月16日 2050年に脱炭素実現へ再生エネ5割超
政府は25日、温暖化ガス排出量を2050年に実質ゼロにする工程表をまとめた。自動車の電動化などで電力需要が30~50%膨らむと想定し、再生可能エネルギーの比率を今の3倍の50~60%に高める目安を示した。脱炭素の投資を成長のてこにする戦略で、50年に年190兆円の経済効果を見込む。菅首相は記者会見で「経済と環境の好循環を生み出す」と語ったとの事。
産業や運輸などが化石燃料から電力へシフトすれば、電力の消費が増加します。電力を安定的に利用するためには、様々な発電方法を組み合わせるエネルギーミックスが必要です。
今の再エネの大半は、発電効率が70%程度の水力発電が主です。太陽光、風力などは発電効率が20%程度で不安定さを平準化するよう電力会社の技術が伴います。
5割とするには、電力会社の技術の磨き上げも必要になる気がします。
新聞記事はこちら。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67744210W0A221C2MM8000