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2022年12月20日 唐津市沖の洋上風力発電事業 佐賀県が現状説明

佐賀県は19日、唐津市沖に誘致を検討している洋上風力発電事業について、漁業環境影響調査の報告会を開いた。漁業関係者約90人が参加し、候補海域の磯焼けや海底の現状が説明された。現在、唐津市沖は国の再エネ海域利用法に基づく促進区域の「一定の準備段階に進んでいる区域」に整理されている。県や市は説明会や勉強会を開催するなどして理解促進を進めている。地元漁業者からは漁への影響を懸念する声もあるが、五島市沖の実証研究では漁礁効果も報告され、漁業協調の事例として視察者も多い。持続可能な電力源の創出だけでなく、地域振興にも一役買っている。エネルギーや水産業で栄えた歴史がある唐津市、双方の起爆剤となりうる洋上風力発電の方向性が今後、重要になる。

 

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https://www.saga-s.co.jp/articles/-/965000