2023年08月26日 洋上風力発電 先進地視察 秋田へ
日 時:令和5年8月24日~26日
視察先:秋田県秋田市・能代市
国の再エネ海域利用法に基づく促進区域に3海域が指定されている秋田県を視察しました。
現地では、能代市の港湾区域で洋上風力発電の商業運転を実施している事業者から事業の概要や建設~運転開始後の地域雇用の現状や経済効果などについて意見交換するとともに、能代市からエネルギーの取組みについて意見交換し、現地を案内していただきました。
日本海沿岸の陸地や海域に風車が多数設置されており、聞いたところ、日本5大松原の一つである“風の松原”に代表されるように、秋田県は、日本海からの風が強く、風を利用した再生可能エネルギーの普及として風力発電の整備が進んでおり、加えて、遠浅の水深を生かし、海域での着床式洋上風力発電の整備が進んできたとのことでした。
数百基設置されており、港湾整備や関連産業も賑わいつつある状態でした。
今後、国の再エネ海域利用法に基づく、3海域の促進区域についても2028~2030年頃を目途に、洋上風力発電が整備される予定とのこと。
まさに ”風力の秋田” を象徴する光景を体感しました。
佐賀県唐津市沖も「一定の準備段階に進んでいる区域」に選定されていることから、先進地域である秋田県の取組みを参考に官民一体で佐賀県が再生可能エネルギーによる地域振興を目指す一助となれるようMATSRAは取組んでいく所存です。