2019年08月23日 唐津市等沖洋上風力発電事業に係る地域経済活性化可能性調査説明会に参加。
開会にあたり、佐賀県新エネルギー産業課から、調査の概要、洋上風力発電導入の意義、洋上風力発電に係る佐賀県の取組方針、再エネ海域利用法の概要及びプロセス、国の準備区域・有望区域の公表、平成29年ゾーニング調査結果が報告されました。
洋上風力発電による新たな産業や雇用の創出、既存の地元産業への波及効果が期待されるため、今後、事業を誘致するため国の促進区域の指定を目指していく考えであるとの話がありました。
続いて、アカシア・リニューアブルス様から、海外での洋上風力発電の実績、唐津沖の検討状況、ライフサイクル全体を通じた業務分野、洋上風力発電設備の構成要素、県内に発注可能性のある部材やサービス、今後の進め方についての説明があり、工事事例の映像も紹介されました。
意見交換では、「長崎県との連携の考えはあるか?」と質問があり、連携の可能性もある旨回答がありました。
私たちも連携すべきと考えており、お互いに視察等を行っているところです。
国内で洋上風力発電が事業化している例は、福島沖や長崎県五島沖しかなく、中でも五島沖は、台風航路や東シナ海に面する海象条件など、佐賀県と類似した環境であり、そのような環境の中、順調に稼働しており、漁業調整や運用技術・メンテナンスなど学ぶべき点は数多くあると思います。
今日の説明会には、私たち以外にも地元企業30名ほどが参加していました。