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2020年05月15日 令和2年度 第1回佐賀県海洋再生可能エネルギー推進協議会

【令和2年度 第1回 佐賀県海洋再生可能エネルギー推進協議会】
日 時:令和2年5月15日(金)13時30分~15時00分
唐津市民会館 大会議室
出席者:委員他20名程

 

佐賀県新エネルギー産業課主催の会議に出席しました。

協議会の委員には、マツラから川崎理事長、木下副理事長、永田理事、梅崎理事、森理事串間理事の6名が就任しておりましたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、佐賀県は、緊急事態態宣言が解除されたものの、まだ、県をまたぐ移動は、極力控えるよう要請が出ているため、木下委員、串間委員が欠席、梅崎委員も所要で欠席、川嵜理事長、森理事が出席しました。

冒頭、事務局から委員交代の報告があり、永田理事が佐賀大学海洋エネルギー研究センター長退官のため、後任に副センター長の石田教授が就任。唐津市と地域産業支援センターの代表者が交代との報告がありました。

議事では、洋上風力発電の有望な海域として2箇所を促進区域に優先して検討を進める海域に選定した事、唐津市、玄海町での住民説明会、洋上風力発電に係る拠点港整備調査、地域活性化可能性調査の結果が報告されました。今年度は、地元関係者との理解促進や先進地視察、経済波及効果分析調査を実施予定とのことです。
委員からは、

・候補海域は、2海域だが、周辺の海域も候補の可能性ある。残すべきではないか。
・唐津沖への事業者の関心は高い。これは、唐津加部島沖の国の実証フィールドの選定=佐賀県のやる気があったから。佐賀唐津の地域活性化のためには、促進区域に申請できるか重要。窓口となる法定協議会を早急に作らなければならない。佐賀県と唐津市が協力し、早急に進めていかなければいけない。
・昨年度の住民説明会の結果はどうだったか。
等の発言があり、それに対し県から、
・候補海域の周辺海域も候補であるが、優先順位は2海域。早期にHP等での公表を検討する。
・唐津市と協力して前に進める。
・説明会の参加者からは、洋上風車が分からない、低周波・倒壊の心配、漁業への影響、景観への影響など不安の声が多かった。専門家が、海外事例を参考に回答したが、事例が無いこともあり、言葉だけでは伝わらない印象を受けた。

との回答がありました。

本日の議事は、以下のとおりでした。

議事
1 開会
2 令和元年度の主な取組状況について
3 令和2年度の主な取組について
4 その他
5 閉会