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2020年10月14日 再生エネ「主力電源に」

日本経済新聞の一面に梶山経産相のインタビューが掲載されました。
記事によると、太陽光や風力などの再生可能エネルギーを「他の電源に比べ上位の主力電源にしていく」と表明したとのこと。
洋上風力を全国に整備し、30年までに原発10基分にあたる1000万キロワットの容量を確保する計画や普及の基盤となる高性能な蓄電池や洋上風力の整備などに予算を厚く分配するとのこと。2018年にまとめたエネルギー計画で、発電量に占める再エネの割合を2030年に22~24%に高める目標を掲げていますが、18年度時点では17%にとどまっています。上昇しない原因として、様々な課題を抱えていますが、天候などに左右される不安定な再エネを最大限活用できるよう蓄電池の技術開発や送電網の拡充、コスト低減が急務と言えます。国が中心となり課題解決を進めてもらいたいと思います。

 

新聞記事はこちら。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO64929230T11C20A0MM8000/