2020年10月14日 「洋上風力で候補海域拡充を 唐津市議が意見書」
地元紙によると、唐津市議会は13日、佐賀県が洋上風力発電事業の候補海域と位置付けている馬渡島周辺と東松浦郡玄海町北西に加え、小川島東と神集島東の2海域を合わせた4海域を候補海域にすることを求める知事宛の意見書を全会一致で可決したとのこと。
意見書では、経済効果が期待される洋上風力発電の誘致に関し、沿岸部や離島へ雇用の早期創出やメンテナンスを担う拠点港に唐津港を挙げ、必要な措置を求めているとのことです。唐津市は、県内で唯一、「唐津市再生可能エネルギーの導入等による低炭素社会づくりの推進に関する条例」を制定し、「唐津市再生可能エネルギー総合計画」を策定。現在は、有識者で構成する唐津市地域エネルギー推進戦略会議で再生可能エネルギーの普及を目指しています。MATSRAも委員で参加しています。エネルギーで地域を支えるべく、洋上風力発電事業の早期実現に向けた動きが進むことを期待しています。