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2020年11月30日 EU洋上風力規模25倍に。海外はどんどん進む

環境・エネルギー分野で先行するEUが洋上風力の規模を拡大とのこと。
EUが洋上風力発電の規模を現状の25倍にし、2050年内に温暖化ガスの排出を実質ゼロにする目標実現に向け動き出したとのこと。
国際業界団体の世界風力会議(GWEC)の予測では、洋上風力の発電能力は30年までに19年の約8倍にあたる2億3400万キロワットに増えるという。
再エネで先行するEUは、洋上風力の発電能力は現状1200万キロワットから30年に6000万キロワット、50年に3億キロワットに拡大。潮力や波力発電も推進するとのこと。
温暖化ガス「50年ゼロ」は、日本を含む120以上の国や地域が表明しています。日本でも19年に海域利用のルールが出来、洋上風力発電の事業化を目指して動き出したばかりです。自然条件の異なる欧州の技術をそのまま活用するのは難しく、国内での事例もないことから課題は多くありますが、規制に関する法やインフラ整備をクリアするなどして事業を推し進めてほしいと思います。

 

新聞記事はこちら。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66782660Z21C20A1FF8000