2020年12月05日 首相、脱炭素支援を表明
脱炭素に向けた研究・開発の支援に基金創設。
菅首相は、4日の記者会見で脱炭素に向けた研究開発を支援する2兆円の基金を創設することを表明した。来週にまとめる追加の経済対策に盛り込むとのこと。経済活動を促すグリーン投資を成長の柱に据え、温暖化ガス実質ゼロを実現する新技術の開発を推進する。新設する基金は企業や大学の研究を10年継続して支えるとのこと。
脱炭素に向けた再エネの導入で課題となっているのは送電網の拡充や蓄電技術の開発が必要な点。技術開発にはお金も時間もかかります。国の支援があれば企業や大学の研究開発が忍耐強く行われ、技術確立が早まると予想されます。脱炭素社会の実現には新たな技術の確立が必要なため、国の支援を活用した技術の発展に期待したいです。
新聞記事はこちら。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO67021220U0A201C2MM8000