2020年12月31日 今年一年大変お世話になりました
【2020年の振り返り】
今年も早いもので、年末のご挨拶をさせていただく時期となりました。2020年は、世界中が新型コロナウイルスに振り回される1年となりました。未だ、どのような形で収束に向かうのかは分かりませんが、私たちのライフスタイルや価値観は変化を余儀なくされました。新型コロナウイルスによる経済の低迷など、私たちの生活に大きな影響を与えました。そのような中、菅首相は10月の所信表明で「温暖化ガス2050年ゼロ」を表明し、再生可能エネルギーの主力電源化に向けた政策が検討されるなど、再エネ普及の大きな転換の年となりました。19年に海域利用のルールが出来た洋上風力発電は大規模発電の期待が高まっています。6月には「長崎県五島市沖」の促進区域で事業者の公募が開始され、7月に促進区域に指定された「秋田県能代市、三種町及び男鹿市沖」「秋田県由利本荘市沖(北側・南側)」「千葉県銚子市沖」の3箇所も11月に事業者の公募が開始されました。その他の海域でも促進区域の指定に向けた協議会において協議が行なわれている状況です。
MATSRAには、全国から多くの事業者の訪問があり、漁業協調の立場から、計画段階でアドバイスしているところです。事業者は、佐賀県の現状が分からないことから、私たちがしっかり実情を伝えていくことが重要と思っています。私たちの活動がどこまで貢献できるか分かりませんが、引き続き全力で自然エネルギーの普及に取り組んでいきたいと思います。
本年も多くの皆様に支えられ心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
理事長 川嵜 和正