2021年02月17日 唐津市再生可能エネルギーセミナー
唐津市主催の「唐津市再生可能エネルギーセミナー」に参加しました。
コロナ禍で10都府県に緊急事態宣言が発令中のため、地元80名程が参加、他はオンラインでした。
講演では、市の浄水センターエリアで、太陽光や風力発電で電力を作り、浄水センターに活用する唐津スマートレジリエンス構想や宮城県東松島市のスマート防災エコタウン、洋上風力発電の概要、虹の松原の松の木をバイオマス発電の燃料にする構想などが講師から紹介されました。
これからは、エネルギーの地産地消が必須ですが、現在、主力電源となっている原子力や火力などのように大規模な電力を安価に作らなければ、停電や電気料金の値上げなど生活への不便さも生じます。今、唐津で数多くの企業が計画している洋上風力発電は、大規模発電であることや脱炭素の視点から、これからの主役となるエネルギー源です。
今回の講演を聞いて、全て理想的ですが、地域を賄うには電力不足であること、自立電源にするためには、公的負担をなくし、コストを下げることが課題だなと感じました。
本日の模様は、後日、唐津市の行政放送にて動画公開予定とのこと。
本日の内容は下記のとおり。
プログラム
(第1部 唐津市版地域循環共生圏)
・唐津市版地域循環共生圏について
・エネルギーの地産地消を通じた地域循環共生圏の構築
・唐津市版脱炭素イノベーションによる地域循環共生圏の検討
・地域エネルギー会社の紹介
・虹ノ松原の有効資源を活用した商品開発と循環型プランの構築
(第2部 唐津市のエネルギーレジリエンス)
・唐津スマートレジリエンス構想について
・唐津市浄水センターを中心としたレジリエンス拠点構築事業の現状報告
・東松島市スマート防災エコタウンおよび地域新電力の取り組み
・洋上風力発電の概要と最近の情勢
・質疑応答