2022年03月02日 佐賀県が唐津市沖の漁業実態調査へ
佐賀県は１日、洋上風力発電の誘致を検討している唐津市沖で、漁業の実態や漁場環境を把握するための調査を２０２２年度に実施する方針を発表しました。
洋上風力発電に対し、漁業者らの賛否が分かれているため調査結果を判断材料にするとのこと。日本は洋上風力発電の普及が海外より遅れており大規模開発はこれからです。国内に事例が無いことで漁業への影響を懸念する声もありますが、一方で五島市沖の実証研究では漁礁効果も報告されています。五島沖は、環境省が洋上風力発電機を設置して、水中カメラで長期間海中の状況を観察し、実験結果として発表しています。
