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特定非営利活動法人MATSRA(まつら)

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2023年08月02日 北海道の洋上風力発電 地元の期待と不安

日経新聞によると、洋上風力発電の「有望な区域」として選ばれた北海道の5海域で、関係者が次に目指すのは事業化に向けた最終ステージにあたる「促進区域」への移行だ。温暖化などで北海道沖の漁場に異変が相次ぐ中、一定の経済効果が見込める洋上風力への期待は増しつつあるが漁業や景観への懸念もあり、自治体や漁業関係者の間には期待と不安が交錯する。との記事。

私たちMATSRAは、漁業協調のカタチとして、理事長が佐賀玄海漁業協同組合代表理事組合長であり、事務所も同漁協内に構え、事業者のワンストップサポートセンターとして、海からエネルギーを作るための活動を支援している。

国際紛争によるエネルギーインフラへの影響、地球温暖化、人口減少など日本を取り巻く環境も変革していく中、これまで通りの考えを維持していくのは困難となっており、新しい産業を作るなど新しいことへチャレンジする姿勢も必要と思う。

北海道内の悩みは、全国でも同様と思う。

エネルギーは、私たちの命にかかわるもの。国策として、他国に影響を受けないエネルギーインフラを作り、自給自足を目指してほしい。

 

出典はこちら。( 詳細記事は、新聞購読もしくは会員登録の必要があります )

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFC261V80W3A720C2000000/