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2023年10月24日 浮体式洋上風力発電 デンマークと協力へ

日経新聞によると、政府は再生可能エネルギーの切り札とされる浮体式洋上風力について、デンマーク政府と新たに技術協力の枠組みを設ける。との記事。

欧州が先行する洋上風力発電は、風車の基礎を海底に固定する「着床式」の風車が主流となっており、水深20~40mの遠浅の地形に設置されている。日本は、水深の深い海域が多く、洋上に風車を浮かべる「浮体式」が適しているとされる。浮体式の風車は長崎県五島市沖に先行事例があるが、風車の大型化や量産の技術などは確立されていない。着床式洋上風力発電のノウハウを持つデンマークとの協力は、技術開発の加速化に寄与するが、一方、日本固有の気象海象条件が開発に影響しないかも考慮する必要があると思われる。

 

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https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA20D360Q3A021C2000000/